ブログ移転のお知らせ

ブログを移転しました。 info-i.net 今後少しずつ記事を新ブログに移動する予定です。

Ku-chartのソースコードの解説

Qiitaに上げました。 http://qiita.com/pizyumi/items/3d2f5552b4f03e224dc4

MetaTrader 4でBTC/USDやLTC/USDのチャートを表示する

今日はMetaTrader 4でBTC/USDやLTC/USDのチャートを表示してみます。 手順は以下の通りです。BTC-eという暗号通貨の取引所がMetaTrader 4をサポートしているのでBTC-eのMT4サーバに接続することにします。BTC-eの新しい口座を作成するところから始めます。 h…

Visual StudioでMarkdown形式の文書を作成する

今後このブログでプログラミング関連の記事を書いていくことにしました(今日の記事はプログラミング関連ではないかもしれませんが)。 最近Visual Studioを文書作成ツールとして使うようになりました。SIerに就職してからというもの、WordとかExcelが本当に…

本ブログ主への寄付方法

本ブログはRippleのIOUの仕組みを利用したYUMINACOIN(YMN)による主への寄付を受け付けています。 主は1YMN=1XRPで寄付を受け付けていますが、YMNの市場価格は上下する可能性があります。 また、YMNについて、以下の2点を確約します。 主は2014年9月30日ま…

原子的な交換(atomic swap)

ブロック鎖1で(十分な量の)貨幣/資産を所有している甲及びブロック鎖2で(十分な量の)貨幣/資産を所有している乙が夫々の所有する貨幣/資産を交換することが可能である。 夫々の貨幣/資産は同種であっても、異種であっても良い。夫々の貨幣/資産の量…

連合による固定

連合による固定(federated peg)を用いてMonacoinのプロトコルには全く手を入れないでMONAをMonacoin以外の副ブロック鎖の枠組みに対応しているブロック鎖に移動する方法(更に、移動したMONAを元のMonacoinのブロック鎖に戻す方法)について考えてみました…

説明1

http://hope.2ch.net/test/read.cgi/cryptocoin/1413242198/の説明です。CREACOINではデータ一式(を表すオブジェクト)を保存したり、ノード間で通信したりするときは 基本的にバイト配列に変換してから保存や送信を行います。 具体的なデータからバイト配…

次世代電子契約及び分散型応用ソフトウェア基盤

2009年1月、Satoshi NakamotoがBitcoinのブロック鎖(blockchain)を最初に作動させたとき、同時に彼は当時未だ試されたことのなかった急進的な概念を2つ導入していた。1つは「Bitcoin」、即ち、固有の価値や中央発行者のような裏付けを持たずして価値を把持…

Majority is not Enough: Bitcoin Mining is Vulnerable

Bitcoin関連論文「Majority is not Enough: Bitcoin Mining is Vulnerable」の利己的な採掘について纏めました。 http://pizyumi.com/Majority%20is%20not%20Enough%20Bitcoin%20Mining%20is%20Vulnerable.htm

次世代電子契約及び分散型応用ソフトウェア基盤#03

01 02採掘 信頼できる集中型のサービスを利用できる場合には、上述の状態遷移系を実装するのは容易である。単に上に記述されている通りに正確にコード化すれば良いだけである。しかしながら、Bitcoinは分散型の貨幣系を構築しようとしているものである。その…

独自暗号貨幣を作ろう 第12回

第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第10回 第11回 <ブロック> 最も基本的な取引についてはある程度実装できましたので、次はブロックの実装をしていきたいと思います。ブロックとは、取引の集まりに仕事証明に必要な幾つかの情報を添…

独自暗号貨幣を作ろう 第11回

第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第10回 <修正1> TXBLOCKBASE抽象クラスのId仮想プロパティの実装が間違っていたので修正します。 IdCacheを計算した後はIsModifiedフィールドを偽に変更しなければなりませんでした。 public abst…

独自暗号貨幣を作ろう 第10回

第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 <取引の有効性の検証> 取引入力への署名を実装することができたので、次は取引の有効性の検証を実装しましょう。現時点で、取引には新しい貨幣を生成する取引と貨幣を移動する取引の2種類がありま…

次世代電子契約及び分散型応用ソフトウェア基盤#02

01歴史 分散型の電子貨幣の概念は、不動産登記簿等の別の応用と同様に、数十年間考えられてきたものである。1980年代及び1990年代の匿名電子貨幣手続きは大部分をChaumの不視化(Chaumian blinding)として知られている基本暗号要素(cryptographic primitiv…

独自暗号貨幣を作ろう 第9回

第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 <微修正1> これまで、額面価格を保持する型はulong型としてきましたが、将来的に自動会計処理等を実行できるようにしようと思うと、負の額面価格も扱えた方が都合が良いので、long型に変更することにし…

独自暗号貨幣を作ろう 第8回

第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 <電子署名> 電子署名の枠組みを実装します。 Bitcoinと同様に楕円曲線DSAを使用します。但し、secp256k1ではなく、取り敢えずは普通の(.NET Frameworkが提供している)楕円曲線DSAにします。普通の楕円曲線DSA…

独自暗号貨幣を作ろう 第7回

第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 <暗号学的要約関数> 暗号学的要約関数を実装します。必要になるものを考えます。 1.ノード識別子(ノード識別子はノード情報の暗号学的要約値) 2.口座番号(口座番号は楕円曲線DSAの公開鍵又はその暗号学的要約値) …

独自暗号貨幣を作ろう 第6回

第1回 第2回 第3回 第4回 第5回<塵埃取引出力規制> 塵埃取引(dust transaction、額面価格が極めて小額であるような取引出力を有する取引)によるブロック鎖の肥大化(ブロック鎖の保持に必要な記憶領域が深刻な速度で増大していくこと)を阻止するために…

独自暗号貨幣を作ろう 第5回

第1回 第2回 第3回 第4回 <貨幣を移動する取引> 貨幣を移動する取引は1つ以上の取引入力と、1つ以上の取引出力を含みます(Bitcoinの場合、もう少し追加の機能があったりするのですが、取り敢えずは単純なものを考えましょう。必要なら後で追加実装すれば…

2つの自然数列を結合したものの要素数が夫々の自然数列の要素数の和に等しいことの証明

Coq

Inductive nat_list : Set := NNil : nat_list NCons : nat -> nat_list -> nat_list. Fixpoint nlength (ls : nat_list) : nat := match ls with NNil => O NCons _ ls' => S (nlength ls') end.Fixpoint napp (ls1 ls2 : nat_list) : nat_list := match ls…

次世代電子契約及び分散型応用ソフトウェア基盤#01

2009年1月、Satoshi NakamotoがBitcoinのブロック鎖(blockchain)を最初に作動させたとき、同時に彼は当時未だ試されたことのなかった急進的な概念を2つ導入していた。1つは「Bitcoin」、即ち、固有の価値や中央発行者のような裏付けを持たずして価値を維持…

独自暗号貨幣を作ろう 第4回

第1回 第2回第3回<新しい貨幣を生成する取引> Bitcoin型の暗号貨幣においては、(全ての種類の)取引には1つ以上の取引入力(transaction input)と、1つ以上の取引出力(transaction output)が含まれます。 取引入力はどの取引出力を使用する(spend)か…

独自暗号貨幣を作ろう 第3回

第1回 第2回<ブロック> ブロックとは、仕事証明の対象となるものであり、至極簡単に言えば、取引の集まりに仕事証明に必要な幾つかの情報を添付したものです。 採掘者(miner)はブロックに対して仕事証明(十分な量の計算を実行したという証明)を行い、…

独自暗号貨幣を作ろう 第2回

第1回<取引> 新しい貨幣の生成や(既存の)貨幣の移動は、Bitcoinと同様に、「取引(transaction)」という形で表すことにします。 取り敢えず、2種類の取引を考えます。 1.新しい貨幣を生成する取引(coinbase transaction) 2.貨幣を移動する取引(貨幣…

独自暗号貨幣を作ろう 第1回

これから独自の暗号貨幣(cryptocurrency)を作る試みを連載していこうと思います。 コードはGitHubで公開します。 https://github.com/pizyumi/CREA <方針1> 基本的にはBitcoinと同様の、仕事証明(proof of work)に基づく分散型の合意形成系を用いた暗…

独自暗号貨幣を作ろう 第1回

これから独自の暗号貨幣(cryptocurrency)を作る試みを連載していこうと思います。コードはGitHubで公開します。https://github.com/pizyumi/CREA <方針1>基本的にはBitcoinと同様の、仕事証明(proof of work)に基づく分散型の合意形成系を用いた暗号貨…

Namecoin及び.bitドメインとは何か?

※What are Namecoins and .bit domains?の翻訳です。 あなたは恐らくNamecoinという名前のデジタル通貨を聞いたことがないのではないだろうか? NamecoinはBitcoinのソースコードを元にして作られており、実際のところ、この2つの通貨は殆ど同一である。しか…

Bitcoinの個人的勉強ノート 第2版

Bitcoinの個人的勉強ノート第2版をアップロードしました。 http://www.slideshare.net/pizyumi/bitcoin-34724295

持分証明(proof of stake)について

※Bitcoin Wikiのproof of stakeの一部を翻訳しました。 持分証明(proof of stake) 持分証明は仕事証明(proof of work)の代替として提案された採掘方式である。仕事証明と同様に、誰が暗号貨幣の取引に署名したかを決定する。 持分証明は恐らくこのスレッ…